2021年7月1日木曜日
コロナワクチン接種にブレーキ
8月16日以降のワクチン供給不足が露呈して、当院の新規予約に赤信号がともりはじめました。
当院はネット予約のみ受け付けています。電話では受け付けていませんが、電話での問い合わせが殺到しています。
空きがある他院、集団接種などを探している人達なのでしょうか。当院ではキャンセル待ちという状況です。
当院では電話は、予約キャンセルのみです。
夏休み期間を利用して少し接種を増やそうと計画していましたが、無理なようです。
供給不足が続いている国では、1回目と2回目で異なるワクチンを接種しています。
異なる製薬会社のワクチンを接種することの安全性、有効性を示した研究結果を基に、1回目と2回目に接種する新型コロナワクチンの変更が可能になるよう変更するしかないのかな??
早くワクチン接種を終わって欲しいです。
2021年6月27日日曜日
コロナワクチン接種8月16日から新規予約できず
板橋区保健所からコロナワクチン接種について8月16日から新規予約を遠慮してくださいとのメールが届きました。
ワクチンが不足になりそうなので、新規予約中止ということのようです。
再開しても、予約数を減らして欲しいとの要望もありました。
東京都内の新型コロナウイルス感染者のうち、20代と30代の割合が6月に入って過半数となっています。
新宿区はワクチンの集団接種で、59歳以下は20、30代を他の世代より優先する方針を決定しています。
「若年者の接種を進めないと感染者は減らない」という認識のようです。
住民への接種はとても厳しい状況になりました。
2021年3月20日土曜日
3月21日で緊急事態宣言が解除されます
緊急事態宣言が解除されるので、当院の発熱外来も解除しました。
気持ちも少しは楽になったのでしょうか。。。ほっと一息ですね。
でも外国を見渡してみると、とんでもないことになっています。
欧州では今、感染力が強いとされる変異株が猛威を振るい、さらに規制を強化する動きが出ています。
速いペースでワクチン接種が進む英国でさえ、3カ月以上かけて4段階で緩和する慎重な対応を取っています。
ワクチン接種が進まない中、緊急事態宣言を解除する日本は、異例な感じをうけます。
感染拡大がないことを祈っています。神頼みです。
2021年1月16日土曜日
母の子宮頸がん、子に移行 羊水に混入、肺がんに―世界初・国立がん研究センター
国立がん研究センターなどは1月7日、母親の子宮頸(けい)がんが子供の肺がんの原因になった例を見つけたと発表した。
出産時に母親のがん細胞を吸い込み発症したという。まれなケースだが「子供の健康のためにも子宮頸がんの予防が重要だ」と研究チームは指摘している。
詳しくは、https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2020/20210107/index.html を読んで欲しい。
ここでのポイントは、子どもは、出産直後に泣くことで呼吸を開始しますが、この際に羊水を吸い込みます。
母親の子宮頸がんのがん細胞が混じった羊水を肺に吸い込むことによって、母親の子宮頸がんのがん細胞が子どもの肺に移行し、小児での肺がんを発症したと考えられます。
今回のような羊水の吸入による母親から子どもへのがん細胞の移行は世界で初めての報告です。
稀なケースですが、子宮頸がんの予防ワクチンは必要でしょう。
2021年1月14日木曜日
西浦博教授の試算
西浦博・京都大教授(感染症疫学)が1月6日までに以下のように発表した。
新型コロナウイルスの感染が急拡大する首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発令した場合、昨年4~5月の宣言時に近い厳しい対策を想定しても、
東京の1日当たりの新規感染者数が100人以下に減るまで約2カ月が必要との試算を示した。
試算によると、飲食店の営業時間短縮を中心とした施策のみの場合、感染者数は2カ月後も現状とほぼ同水準にとどまった。
西浦氏は「飲食店だけでなく、幅広く屋内での人の接触なども削減することが必要だ」と訴えた。
また、飲食店の時短営業などを中心にした対策では、実効再生産数は大きくても10%減の約0・99までしか下がらず、2月末に予測される感染者数は約1300人と現状からほぼ横ばいだった。
現状から対応を変えない場合、2月末の東京の感染者数は1日当たり約3500人。3月末には約7千人にまで増えるとした。(共同)
予想に過ぎませんが、長い道のりになりそうです。
コロナワクチンに想う
2021年になり初めての投稿です。
日本でもコロナワクチン接種が2月末から始まろうとしている。
どんなことを考えながらワクチンを打つのか。。。
ワクチン接種さえ受ければ以前の日常を取り戻せると、期待を膨らませている人もいるだろう。
しかし、接種したからといって感染予防策が不要になるわけではなく、引き続きマスクを着用し、社会的距離を維持する必要があります。
何故なら、ワクチンの安全性と有効性を検証した臨床試験では、主にコロナの重症化や死亡を防ぐことができるかどうかに焦点が当てられているからです。
ワクチン接種を受けた人が感染した場合は無症状で経過することが多いと考えられるものの、その人から周囲の人にウイルスが伝播してしまう可能性の有無は、まだ不明。
なので、ワクチンを接種していても感染する可能性があり、かつ他者に感染させる可能性もある。
しかし、ワクチン接種者の増加とともに、このパンデミックは終息していくことは予想できる。
長い道のりだが、ワクチンを正当に評価するべき時である。
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