2021年1月14日木曜日

西浦博教授の試算

西浦博・京都大教授(感染症疫学)が1月6日までに以下のように発表した。 新型コロナウイルスの感染が急拡大する首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発令した場合、昨年4~5月の宣言時に近い厳しい対策を想定しても、 東京の1日当たりの新規感染者数が100人以下に減るまで約2カ月が必要との試算を示した。 試算によると、飲食店の営業時間短縮を中心とした施策のみの場合、感染者数は2カ月後も現状とほぼ同水準にとどまった。 西浦氏は「飲食店だけでなく、幅広く屋内での人の接触なども削減することが必要だ」と訴えた。 また、飲食店の時短営業などを中心にした対策では、実効再生産数は大きくても10%減の約0・99までしか下がらず、2月末に予測される感染者数は約1300人と現状からほぼ横ばいだった。 現状から対応を変えない場合、2月末の東京の感染者数は1日当たり約3500人。3月末には約7千人にまで増えるとした。(共同) 予想に過ぎませんが、長い道のりになりそうです。